厚沢部町で住民対象に合併懇談会
update 2003/12/22 10:46
【厚沢部】桧山南部5町合併問題協議会の法定協議会移行問題で、厚沢部町は22日、町内3カ所の会場で市町村合併懇談会を開いた。住民合わせて97人が参加し、澤田孝一町長をはじめ町幹部職員と法定協移行について意見交換を行った。
同町長は、来年1月に予定している法定協移行について説明。「各町長の信頼関係と気心の知れた顔の見える町との合併が最善。不安もあるが、法定協で本音の議論を重ね、町民と情報共有しながら合併の是非を判断したい」と述べた。
山村開発センターでの懇談会では、参加者からは「熊石町が八雲町との合併を検討している。大野、上磯両町との合併は選択肢にないのか」「合併をしない方法はないのか」との質問があった。
同町長は「大野町には非公式に打診したが先方にその意向はない」と説明。また、国が進める地方制度改革、財政構造改革の動向から「単独での存続という選択肢もあるが、地方交付税の削減をはじめ、行政・福祉サービスの低下が懸念される。単独での生き残りには不安がある」と述べ、法定協での具体的な議論に理解を求めた。
提供 - 函館新聞社
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