未来大学長に中島氏
update 2003/12/20 11:07
公立はこだて未来大学の学長選挙は19日、同大で投開票が行われ、独立行政法人産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター長の中島秀之氏(51)が、次期学長に決まった。任期は来年4月1日から4年間。
中島氏は東大工学部卒。情報工学が専門で、1983年4月、通産省工業技術院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)に入所。スタンフォード大学客員研究員や北陸先端科学技術大学教授などを務めた。
選挙期間中に同大で実施された「所信を聞く会」では、教授らを前に教育と研究バランスの見直しと組織を超えた連携のグローバル化を主張。1回目の投票で有効投票数の過半数を獲得し、学長候補の同大教授上田、宮本の両氏を抑えた。
中島氏は未来大の印象について「以前から面白い大学だと思っていた。若い大学だが研究者の顔も比較的よく見えるので先生方にも期待している。学生には個性を主張できるように育てたい」などと話した。また、来年1月中旬ごろまでに函館市を訪れ、井上博司市長ら会って、同大に対する地元の期待を改めて聞く考えを示した。(小豆畑 栄)
提供 - 函館新聞社
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