森林組合合併問題、七飯に選択迫る
update 2003/12/20 11:06
【大野】函館地区、上磯町、七飯町、大野町の4組合でつくる渡島中部地区森林組合広域合併協議会が19日、大野町農業振興センターで開かれ、七飯町森林組合が鹿部町森林組合との先行合併を正式に提案した。しかし、残る3組合は七飯、鹿部が合併しての新たな枠組みを拒否。七飯は同協議会から脱退して鹿部と合併するか、鹿部との合併を断念し、同協議会にとどまるかの選択を迫られることになった。
同協議会は、すでに2005年1月を期日に、合併する方針で合意している。一方、七飯は自治体合併と歩調を合わせるため、鹿部との合併を新たに模索。来年6、7月ごろに2組合で合併した上で、同協議会としての合併を実施したい意向を、この日の会合で伝えた。
これに対し、1市2町の3組合は事務作業やスケジュール変更などを理由に、新たな枠組みでの協議入りはしないという考えで一致。七飯に対し、脱退か残留かの判断を近日中にするよう求めた。(奥山秀俊、仁科裕章)
提供 - 函館新聞社
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