カナダからモミの木再び届く

update 2003/12/19 10:08

　函館市の姉妹都市、カナダ・ハリファクス市から１８日、はこだてクリスマスファンタジー実行委員会（沼崎弥太郎実行委員長）にモミの木５本が届いた。同実行委は早速、クリスマスファンタジー会場にモミの木を設置し、感謝。両市友好のシンボルツリーとして活用する考えだ。

　ファンタジーのメーンツリーとして使用するモミの木は毎年、ハリファクス市から寄贈されてきた。今年も贈られ、１０月に苫小牧港に到着したが、虫害のため使用不能になった。その直後、函館市が中心になり、再度のモミの木輸送を要請していた。

　今回届いたモミの木は高さ約４メートルが５本。１１月２４日にカナダ・バンクーバーを出発し、１２月１２日、苫小牧港へ。検疫を無事通過し、１８日午前中に函館に到着。輸送中に枝が折れてしまった２本を除いた３本を、メーンツリーが設置された船台の上に固定した。

　再度のモミの木発送について市国際課は「ファンタジーを成功させたいとの思いを伝え、送ってもらった。幸せを呼ぶモミの木が到着し、良かった」と話している。

　同実行委も再度の到着に感謝。「これから装飾方法を考え、１９日午前中には飾り付けを終えたい」としているが、一方で「そのままの木を楽しんでもらうために、案内板程度にとどめるのもいいのでは」とする意見もある。

提供 - 函館新聞社

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