定例市議会、議案34件可決し閉会
update 2003/12/18 11:11
函館市議会定例会は17日、本会議を再開し、総額7億7651万円を増額補正する2003年度一般会計補正予算など議案34件を可決し、閉会した。また、民主・市民ネットと共産党が共同提案した「イラクへの自衛隊派遣中止を求める意見書」は賛成少数で否決された。
可決した議案のうち、一般会計補正予算は生活保護費10億9285万円増やした一方、人事院勧告に基づく給与改定に伴い、人件費関係費を6億895万円削減するなどの内容。補正後の総額は1208億6834万円となる。
条例関係は職員定数条例、職員給与に関する条例、特別会計条例の一部改正など計17件。
意見書は「イラクへの自衛隊派遣中止―」が賛成14、反対15、退席3(欠席1)と、1票差で否決。逆に公明党が提出した「イラク滞在法人の安全対策及び自衛隊派遣に関する意見書」は賛成15、反対14、退席3で可決した。可決はこのほか「私学助成制度の堅持と充実強化に関する」など計7議案となった。
また、井上博司市長は「三和廃棄物処理産業」(現・清算法人)の不法投棄問題について、「監視指導体制の在り方など、環境行政への信頼が揺らいでいることに心よりおわびする。問題解決に向けて鋭意取り組みたい」と述べ、昨年12月の定例会に続き、あらためて陳謝した。
提供 - 函館新聞社
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