22日にキャンドルナイト&ピースローソク
update 2003/12/18 11:10
電気の代わりにろうそくをともして、エネルギー問題などを考える「100万人のキャンドルナイト」&「ピースローソク」が22日、全国各地で行われる。函館では南北海道自然エネルギープロジェクト(エネプロ)が、断電と断食を呼び掛けている。日が最も短い冬至の夜、自然エネルギーや平和について考えてみてはいかが―。
「100万人―」は01年に省エネや平和を考える機会をと、夏至に合わせて米国で始まり、世界に広まった。函館でも昨年からスタートし、今年も夏至に当たる6月22日にイベントを実施した。冬の開催は今回が初めてで、全国17都道府県がイベントなどを通して世界へ発信する。
函館では一箇所に集まってのイベントはないが、エネプロが午後8時から同10時まで各家庭でろうそくをともすことを提唱。ゆったりとした気分で環境やエネルギー、平和などについて考えてもらうほか、太陽の下で育った食べ物を取らないことで、太陽エネルギーのありがたさ知ろうと、24時間の断食を呼び掛けている。
エネプロのピーター・ハウレット代表は「電気を消したり、食べ物をとらなかったりするのはマイナスのイメージだが、それも楽しくやればプラスになる。断食も自分に合った方法でも構わない。そういう(省エネなどの)気持ちを持つことが大切」と強調している。
また、エネプロでは断食で節約した節約金を集め、風車の購入し自然エネルギーとして生かしたいともしている。「100万人―」に関する問い合わせはエネプロ事務局の高橋泰助さん。TEL55・2391。(小豆畑 栄)
提供 - 函館新聞社
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