はこだてフィルムコミッション設立
update 2003/12/17 11:35
函館市内での映画やテレビドラマ撮影を誘致・支援する新組織「はこだてフィルムコミッション」(FC)が16日、設立された。ロケ誘致に向けた受け入れ態勢の充実を図り、観光PRに結びつけるのが目的。道内では7番目の設立で、優れた映像資源を生かしての地域活性化に期待が高まる。市観光課内に事務局を置き、会長には沼崎弥太郎・函館国際観光コンベンション協会会長が就任した。
午前10時から函館市役所で設立総会が開かれ、規約や事業計画を承認。会長の沼崎氏は「映画やテレビなどで宣伝してもらい、観光客の増加につなげたい」と就任あいさつを述べた。
FCには市をはじめ、函館商工会議所、函館国際観光コンベンション協会、函館青年会議所、市文化・スポーツ振興財団が参加。副会長には平原康宏函館商工会議所専務理事、内村正函館国際コンベンション協会専務理事、古川雅章市商工観光部長が就いた。
映画やテレビドラマ、CM撮影の誘致をはじめ、ロケ地情報の提供やエキストラ手配、道路・公共施設の使用許可手続きなどに取り組む中で、本年度は市内を中心にロケスポットを収めた「ロケーションガイド」を作製(CD―ROM1000枚、名刺型CD―ROM500枚)を作製し、関係企業に配布する。
本年度中はこのほか、ホームページ開設や、来年1月末か2月上旬の予定で映画会社、テレビ局などを訪問し、売り込みを図る。
19日には設立記念イベントとして、函館を舞台にした映画「キッチン」などで知られる森田芳光監督を招いての「トークとシネマの夕べ」を、市営函館競輪場で開く。
提供 - 函館新聞社
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