函館ダンスアカデミー晴れ舞台へ

update 2003/12/17 11:31

　函館ダンスアカデミー（島崎啓子代表）が、２３日に札幌厚生年金会館で開かれるリトルサンタのクリスマスファンタジアに、函館から初めて出演する。晴れ舞台に挑戦する４歳から中学１年までの１９人は、札幌をはじめ、旭川、苫小牧など全道からジャズダンスの小さな踊り子が集合するイベントへ向け、最後の仕上げに取り組んでいる。

　出演メンバーは、３カ月前から公演に向けた練習に取り組んできた。今回のテーマは「プリティー・ガール」。ガーシュインのミュージカルナンバーに乗って舞台を駆け回る出演者は、２曲目の激しいリズムに合わせてステージいっぱいにステップを刻み、レディーへの成長を表現する。

　出演者は、大きな舞台を最大限に使って、大好きな踊りへの思いをリズムに乗せる。一部のメンバーは、衣装替えもあって大忙し。８分間の持ち時間をフルに使って、元気いっぱいステージを駆け回る。

　島崎代表は「同じ年代の踊りを見るだけでも刺激になる。踊りが大好きな函館の子供たちが、こんなに元気に頑張っていることを全道の舞台で発信したい」と、最後の仕上げに全力投球。大舞台を経験する達成感が、将来の子供たちへのプレゼントとなるよう、公演へ向けた最後の練習に取り組んでいる。（佐々木　亨）

提供 - 函館新聞社

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