高速道早期整備を要望
update 2003/12/17 11:30
【上磯】地方の道路整備をめぐる道開発局と自治体首長の意見交換が16日、上磯町役場で行われ、同町の海老澤順三町長と同局の吉井厚志地方整備課長が対談した。首長との意見交換は7カ所目で最後。海老澤町長は高速道路の早期整備を強く要望した。
道開発局は地方の道路整備に地方の意見を反映させようと、11月下旬から首長対談をスタート。道内を道央、道北、道東、道南の4ブロックに分け7町を回り、道南では海老澤町長が唯一の対談となった。
会談では、効率的な道路整備の推進、道路整備に関する国庫補助負担金、交付金制度など地方の道路整備をめぐる課題について、意見を交換。吉井課長は「予算は厳しいが、うまく使えるように工夫し、サービスを低下させない事業展開をしたい。もっと北海道らしいローカルルールに結びつくアイデアはないだろうか」と投げ掛けた。
海老澤町長は「町内では道路整備のニーズが一番高い。縦割りをやめて、街路も農道も一本化し、道路整備を促進させてほしい」と提案。さらに「まずは高速道路。国が責任を持って、基幹道路を整備すべき。札幌を中心に。函館、帯広、釧路の都市を結ばなければ」と、高速交通ネットワークの整備促進を求めた。
提供 - 函館新聞社
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