奥尻空港「新滑走路800メートル」3月に供用開始

update 2003/12/17 11:28

 【奥尻】奥尻空港の滑走路整備事業を進める道建設部はこのほど、建設中の1500メートル滑走路のうち、既に完成した800メートル部分を来年3月18日に供用開始することを決め、国土交通省に供用開始届を提出した。

 新築したターミナルビル(2階建て・延べ床面積1221平方メートル)も同日から供用開始する。

 同空港は、道が管理する第3種空港。エアー北海道(ADK、本社・函館)が現在、函館便を1日3往復運航している。

 同社が運航しているDHC6型機(乗客乗員21人)の老朽化に伴う代替機導入に向けて、道は1999年度、現空港の北側で1500メートルの新滑走路の建設を開始。06年3月までに残る700メートル分の整備を終える見通し。

 1500メートル滑走路の整備で、民間航空から引退したYS11型機の後継機で、道内航路に就航している、DHC8―300型機(同60人)などの離発着が可能になる。

 1500メートル滑走路の供用開始後は、離島振興や観光客誘致に向けて、増便や航空機の大型化、路線拡大も期待されているが、冬季の利用者確保など、採算面での課題も多い。

提供 - 函館新聞社



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