自民整備新幹線特別委、3路線同時着工の方針をあらためて確認
update 2003/12/17 11:27
【東京】自民党整備新幹線建設促進特別委員会(小里貞利委員長)は16日、北海道、九州、北陸の未着工区間3路線を2005年度に同時着工する方針をあらためて確認した。ただ、着工区間に関しては異論もあり、17日に開かれる与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(座長・久間章生自民党幹事長代理)には区間問題を棚上げし、あくまでも「3路線05年度同時着工」の姿勢で臨む方針を決めた。
関係者によると、同委員会は、15日に小里委員長、同チームの井上義久衆院議員(公明党)、久間座長、財務省幹部で固めた「3路線05年度同時着工」の方針を確認。さらに「調査費」などの名目で、来年度予算案に可能な限り反映するよう、政府に要望することで意見が一致した。
同委員会は公明党とともに「政府・与党整備新幹線検討委員会」を年内にも発足させ、3路線の05年度同時着工の具体的な建設計画(スキーム)を検討していくとみられる。
公明党も16日、新幹線対策の会議を開いたが、最終的な結論には至らなかったもようだ。
提供 - 函館新聞社
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