渡島管内の新成人5091人

update 2003/12/16 11:03

 渡島教育局は15日、「2004年『成人の日』に関する調査結果」を発表した。来年1月1日までに20歳を迎える渡島管内の新成人該当者(1983年1月2日から84年1月1日までに生まれた人)は、前年比4・0%減の5091人。市町村によって異なる成人式の参加対象者数も同2・9%減の5257人で、少子化減少がくっきりと表れている。

 新成人該当者は男性が2635人(同2・4%減)で、女性が2456人(同5・7%減)。市町村別では函館市の3103人(同4・8%減)が最も多く、上磯町の382人(同1・0%減)、七飯町の288人(同5・6%減)が続く。逆に椴法華村の21人(同23・5%増)が最も少ない。

 成人式の参加対象者は松前、福島、戸井、恵山、鹿部の5町が学齢期の先取りを採用し、84年4月2日から85年4月1日までに生まれた人。残る12市町村は学齢期の83年4月2日から84年4月1日までに生まれた人を対象にしている。参加対象者も函館市がトップで、3153人(同2・2%減)だった。

 成人式は来年1月2日の椴法華村、南茅部町を皮切りに始まり、木古内、八雲両町が同11日に開催。成人の日の同12日には函館市をはじめ、上磯、大野、七飯など7市町で行い、長万部町は同17日に開く。残る5町はお盆の帰省で参加しやすい8月中旬に実施する。

 一方、成人式の費用は1市町村当たり平均で53万2000円(同9・7%減)。成人1人当たり1618円で、前年を144円下回った。記念品はシャープ・ボールペンセット(函館市)、国語辞典(砂原町)など“定番商品”が主流で、式典も「タイムカプセルの返還式」など簡素化が進んでいる。

提供 - 函館新聞社



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