歳末特別警戒スタート

update 2003/12/16 11:03

　年末の事件・事故防止を目的とした、道警の歳末特別警戒が１５日、始まった。初日は道警函館方面本部の鈴木巖本部長や渡島支庁の前田晃支庁長らが、函館市内で警戒に当たる警察官らを視察、激励したほか、函館西署では、開催中の「はこだてクリスマスファンタジー」会場で、ツリーの点灯とともに街頭啓発を実施。大みそかまでの期間中、犯罪の未然防止に全力を挙げる。

　同日午後５時４０分、前田支庁長のほか、西尾正範函館市助役、山根繁函館方面公安委員長らが本町交番を出発し、周辺の繁華街を視察。出動式を終え、警戒に当たる函館中央署員や啓発活動中の防犯団体会員を激励しながら、師走の街の様子を確かめていた。

　一方、函館西署は同６時から、ファンタジー会場でツリーの点灯式に併せ、特別警戒スタートをＰＲ。「皆さんの協力の下、歳末の事件・事故防止に努めたい」と山本忠輝署長があいさつし、函館西防犯協会の北西明会長とともにボタンを押し、一斉に照明を灯した。会場周辺では管内の防犯協会などと啓発活動も実施、来場者にパンフレットなどを配布しながら、年の瀬の犯罪防止を呼びかけた。（福士雅巳）

提供 - 函館新聞社

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