全国ニラ生産者大会、来年知内で初開催
update 2003/12/16 11:02
【知内】全国のニラ農家が生産強化に向けて情報交換を行う「全国ニラ生産者大会」の北海道大会が、来年2月3、4の両日、初めて知内町を会場に開かれる。同町は今年初めて、ニラの販売額6億円を突破しており、記念大会ともなりそうだ。
同大会は今年で15回目。関東の種苗会社などを主催団体に、全国の生産者が連携しようと全国各地で開かれている。一昨年は高知県で、昨年は収穫高が伸びず、開催を見送っている。
今年は実行委員会から知内で開催してほしいとの打診があり、開催を受けたという。
当日は、道内外から生産者を中心に約500人が出席。町スポーツセンターで歓迎セレモニーを開き、来町を祝う。
JA新はこだて知内支店の南茂樹生産課長が町や道内の生産状況を説明する。出席者に、町内の農家が所有する農地や選果施設を視察してもらい、町の取り組みを披露する。
このほか、病害虫の駆除対策や効率的な栽培方法などについて、専門家を講師に、来季の栽培に直結した知識を吸収できる場とする。同支店は「町内の全国大会開催は記念すべきこと。ニラの生産増強に向け情報を共有し産地拡大のきっかけになれば」と話している。
道内のニラ収穫量は約1400トン。うち約8割が知内町で生産されており、12月現在で販売額は6億5000万円を超えた。町内のニラ栽培は、町内農家8戸で1971年にスタート。現在は町ニラ生産組合(小西勝則組合長)を中心に進めている。
提供 - 函館新聞社
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