函館空港ターミナルビル第1期工事終了

update 2003/12/13 16:27

 函館空港国内線旅客ターミナルビル増改築の第1期工事が終了し、函館空港ビルデング(泉清治社長)は12日、空港1階チケットロビーで修ばつ式を行った。空港関係者や建築関係者ら40人が参列し、神事で工事の無事終了を祝った。今回の工事で完成した新ターミナル部分は延べ床面積約1万平方メートルで、18日から供用開始する。

 工事は昨年着工し、3期に分けて実施。第1期工事では1階出発ロビーや2階のレセプションルーム、土産物店、3階のレストラン入居スペースなどを整備した。

 午前11時からの神事では、祝詞の奏上や玉ぐし奉てんなどが行われた。新ビル内の見学では、3階の滑走路を見下ろすレストランに「景色がすばらしい」などの声が上がっていた。

 2階のレセプションルームで開かれた祝賀会では、泉社長がこれまでの空港の歴史を振り返り、あいさつ。「ビルの一番古い部分は1971年の建築。歴史を刻んできたが、利用者のニーズに答えるためにバリアフリーを備えた近代的なものにしている。スカイブルーの建物は消えるが、皆さまの心に残ることと思う」と述べた。その後、石川剛空港長の発声で祝杯し、祝賀会に入った。

提供 - 函館新聞社



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