保健福祉事務所を新設
update 2003/12/12 11:34
道が進める支庁制度改革で、2004年度に実施する渡島支庁の組織改編案が11日、明らかになった。保健所などを再編した保健福祉事務所を新設し、渡島支庁が管轄。渡島、桧山両管内に業務がまたぐ函館土木現業所、函館児童相談所は渡島支庁長の権限下に入る。改編案は最終調整に入っており、年内にも全道庁労組に提案される。
保健福祉部所管の保健所、児童相談所を同部から切り離し、支庁の下部組織となる保健福祉事務所に再編。同事務所長は副支庁長が兼務する。
渡島支庁に統合される渡島保健所は同事務所保健福祉部、八雲保健所は同事務所八雲地域保健部に改組。同事務所保健福祉部に、支庁総務部から社会福祉課を移管するほか、函館児童相談所は函館児童相談部に名称を改める。
建設部所管の函館土木現業所は現体制のまま、渡島支庁長の下に置く。水産林務部所管の渡島東部、渡島西部両森づくりセンターは渡島支庁に移管される。
渡島支庁の現行6部体制は維持され、総合行政体制を整備。支庁地域政策部環境生活課に保健福祉、社会資本、森づくりの担当主幹を置き、保健福祉事務所、土木現業所、森づくりセンターの課長がそれぞれ兼務する。
改編により、渡島支庁は現行の職員数460人から約1000人に倍増。渡島支庁長の権限は土木現業所、児童相談所、保健所の一部などで桧山管内にも及ぶことになる。
提供 - 函館新聞社
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