道新幹線予算獲得へ中央陳情
update 2003/12/11 10:20
井上博司函館市長は11―12日、大詰めを迎えた北海道新幹線の予算計上を求め、高橋はるみ知事や道の経済4団体の代表らとともに中央陳情を行う。15―16日も同市議会議長や道南の3自治体の首長らとともに上京する予定で、20日の来年度予算財務省原案内示に向け最後の陳情作戦を展開する。
11―12日は、高橋知事、神戸典臣・道議会議長、JR北海道の坂本真一会長、道商工会議所連合会副会頭として参加する高野洋蔵・函館商工会議所会頭ら“道主体”メンバーとともに井上市長は財務相、国土交通相、内閣官房長官らに着工を訴える予定。与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(久間章生座長)の国会議員にも協力を求める。
15―16日は井上市長、福島恭二・市議会議長、高野会頭のほか新幹線の計画路線に含まれる大森伊佐緒・木古内町長、吉田幸二・大野町長、水嶋清・七飯町長や前田晃・渡島支庁長らが、同チームの議員や道内選出議員らに働き掛ける。
市によると、11日に同チームの会合が開かれる予定で、与党案がまとまる可能性もある。市は「政治的決着が図られる問題で、20日の財務省原案内示に向け、これまで以上に力を入れていきたい」(企画管理課)としている。(吉良 敦)
提供 - 函館新聞社
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