道住宅公社への市の貸付金、2カ年で返済へ

update 2003/12/11 10:19

 函館市が昨年度、道住宅供給公社に貸し付けていた8億4000万円が返済されていない問題で、道は11日までに函館市に対し、04、05年度の2カ年で貸付金を返済する意向を示した。

 道住宅供給公社は今年6月、公社に債権を持つ住宅金融公庫を含む16金融機関に特定調停を申し立て。札幌地裁は12月3日、民事調停法に基づき公社に30年間で負債の全額を返済することなどの債務整理策を決めており、債権者が来年2月末までに異議申し立てをしなければ履行される。

 これを受けて道は市に対し、地裁の決定を説明するとともに、特定調停の成立を前提とした上で、貸付金を2カ年で返済するとした。

 市は「特定調停の動向を見極めながら、返済計画や金利などの条件について道と十分協議し、対応を確定したい」としている。

提供 - 函館新聞社



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