七飯、鹿部森林組合来夏合併で合意
update 2003/12/9 12:42
【七飯】七飯町森林組合(川崎栄悦組合長)と鹿部町森林組合(渡部良次組合長)は8日、来年夏に合併することで合意した。来年1月に仮調印を行う。七飯町森林組合は函館地区、上磯町、大野町の3森林組合と合併協議を進めているが、市町村合併を控え、鹿部町森林組合との合併を先行させる考え。年内にも開かれる渡島中部地区森林組合広域合併協議会に、鹿部町との合併を提案する。ただ、函館、上磯、大野の3組合は新たな枠組みの登場に難色を示しており、最終的に5組合合併が実現するかは流動的だ。
七飯町森林組合は8日の理事会で、鹿部町との合併を決めた。両町は2005年2月1日の合併を目指していることから、「1つのマチに2つの組合はいらない」と判断。経営基盤の強化もにらみ、合併を急ぐことにした。
両組合で合併協議会はつくらない方針。仮調印を経て、鹿部町は来年2月、七飯町は同4月の総会で承認を得られれば、同6、7月にも合併する運びだ。
一方、七飯町を含む1市3町の森林組合は05年1月の合併を目指し、既に方針を確認している。七飯町は次回の協議会で、鹿部町と合併した後に、3組合と合併したい意向を提案する。
だが、3組合は事務作業やスケジュールの変更などを理由に、七飯町、鹿部町の先行合併に賛成していない。同協議会事務局(上磯町森林組合)は「七飯町の判断は残念だ。1市3町の枠組みが振り出しに戻ってしまう」と不信感を募らせており、調整は難航が予想される。
提供 - 函館新聞社
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