各地でふぶく寒い一日
update 2003/12/8 10:25
7日の道南地方は、真冬並みの寒気が上空に入り強い冬型の気圧配置となったため、各地でふぶくなど荒れた天候となった。
函館海洋気象台によると、渡島・桧山地方では7日未明から北西の風が強く吹き、函館では午前9時48分に最大瞬間風速23・9メートルを観測。7日午前零時すぎには7・5度あった気温も日中にかけて急激に下がり、午後2時47分には日中の最低気温となる氷点下3・5度を記録した。強い風と冷え込みに伴い、雪も断続的に降ったが、雪の量は多くはなく、7日朝の降り始めから午後9時までの函館の降雪量、積雪量はそれぞれ3センチ、零センチだった。
この日は二十四節気の1つ大雪だったが、市街は“大雪”ならぬ吹雪で真っ白に。JR函館駅前では買い物客らが吹き付ける風雪の中を急ぎ足で行き来し、先を争うようにデパートなどへ駆け込んでいた。
同気象台によると、8日の天候は回復に向かう見通しで、曇り時々雪の予報。最高気温は1度の見込みで風も弱まるという。(池田比佐史)
提供 - 函館新聞社
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