2003函館港イルミナシオン映画祭開幕
update 2003/12/6 12:36
2003函館港イルミナシオン映画祭(実行委員会主催)が5日、函館山山頂クレモナホールで開幕した。3日間の日程で、初日は開会式・第7回シナリオ大賞受賞式ほか、昨年の第6回シナリオ大賞短編部門受賞作3作品を映画化した「函館ムービィBOXing」などを上映。多くの映画ファンが集い、初日の会場は大いに盛り上がった。
午後3時半からの開会式で、米田哲夫実行委員長が「今回は短編3本も映画化し、みなさんと見られることを幸福に感じています」とあいさつ。同映画祭ディレクターのあがた森魚さんもあいさつに立ち、続いてゲスト紹介に。
第7回シナリオ大賞受賞式では、長編部門準グランプリ「叢の世界」の小野寺史宣さん、「JACK!」の青木万央さん、「お天気ガール」の宮戸聡さん、短編部門はグランプリ「ノーパンツ・ガールズ」の森田剛行さん、準グランプリ「空の私と私の空」の杉田愉さんに、最終審査員の映画プロデューサー・河井信哉さんと評論家の川本三郎さんから賞状などが贈られた。
「函館ムービィBOXing」は、受賞作の「RUN―ing」(島崎友樹脚本/大滝純監督)「自転少年」(一法師誠同/深川栄洋同)「巡査と夏服」(栗原裕光同/斉藤玲子同)を特別協賛のオメガ・プロジェクトが映画化。160人の客席が満員となり、観客たちが初上映作品を楽しんだ。同社の横濱豊行会長は今回の作品について「今年の夏までに東京で劇場上映したい。シナリオ大賞からの映画発信は毎年続けていきたい」と話していた。同作品は7日午後4時40分からも上映する。
そのほか、オープニング&プレミア上映で、緒方拳さん主演の函館ロケ映画「ミラーを拭く男」が上映され、その後は恒例のオープニングパーティーで、参加者やゲストたちが親交を深めた。(福士雅巳)
提供 - 函館新聞社
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