「はこだてFC」16日に設立
update 2003/12/3 11:01
函館市内での映画やテレビ撮影を誘致・支援する新組織「はこだてフィルムコミッション(FC)」が16日に設立されることが決まった。従来から市観光課がFC機能を担ってきたが、全国各地でFC設立が相次いでいることもあり、函館でのロケ誘致に向けた受け入れ態勢の充実を図り、観光PRに結びつけるのが狙い。市など5団体が参加し、会長には沼崎弥太郎・函館国際観光コンベンション協会会長が就任する。
FCは映画やテレビドラマ、CM撮影などの誘致、ロケ地情報提供、エキストラ手配、道路、公共施設の使用許可手続きなど、スムーズな撮影作業を支援する組織。
これまでは市観光課が中心となり、撮影のサポートや関係企業へのPRを行ってきた経緯があるが、「受け入れ窓口を明確にし、信頼度や知名度を高めたい」(同課)と、昨年度から設立準備を進めてきた。
FCには市のほか、函館商工会議所、函館国際観光コンベンション協会、函館青年会議所、市文化・スポーツ振興財団の計5団体が参加。事務局は市観光課に置き、市職員1人を担当者として配置する。
設立総会は16日午前10時から市役所で開く。今後の取り組みとして前記の活動に加え、ホームページを来年2月をめどに開設し、ロケ地にふさわしい場所などの情報を全国に発信する。また、市内のスポット約1000点を収録したCD―ROMの作成にもすでに取り掛かっており、同じく2月をめどに完成させ、各関係企業に配布する方針。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。