ふっくりんこ販売開始
update 2003/12/3 11:00
道南限定の水稲新品種「渡育(といく)240号(ふっくりんこ)=登録出願中」が5日、函館市内で店頭販売を開始する。ご飯茶わんに顔をデザインしたロゴマークも決定。道南期待の“新顔米”が米穀店にお目見えする。
ふっくりんこは道立道南農業試験場が13年ぶりに開発。「ほしのゆめ」を上回る食味で、耐冷性に優れ、道南の気候に適した生育特性を持っている。本年産は道南で約20ヘクタール作付けされ、約48トンの収穫見込み。ホクレンがすべて集荷し、道南限定で販売する。
ロゴマークはホクレンが作製し、パッケージにシールとして張るほか、のぼりにデザインして、店頭に表示。函館米穀を通じて、函館市内の米穀専門店、百貨店、量販店など約50店で販売される。希望小売価格は5キロ詰め2880円で、「ほしのゆめより若干安く設定した」(函館米穀)。
発売日の5日から7日まで、JR函館駅前の棒二森屋でキャンペーンを行うほか、コンビニエンスストアの「ハセガワストア」が、ふっくりんこを使った地産地消弁当「函館夢BENTO」(税別600円)を19日まで販売する。
提供 - 函館新聞社
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