クリスマスファンタジー開幕

update 2003/12/2 10:50

 函館の冬最大のイベント「2003はこだてクリスマスファンタジー」(同実行委員会主催)が1日夜、西部地区の赤レンガ倉庫群周辺を会場に開幕した。高さ20メートルのメーンツリーが海上で7色に輝き、訪れた人々を温かな光で包み込んだ。幻想的な光を放つツリーは25日まで毎夜点灯し、クリスマスムードを盛り上げる。

 今年で6回目のファンタジーは、午後5時半、ハンドベル演奏でオープニングセレモニーがスタート。沼崎弥太郎実行委員長が「モミの木は(姉妹都市の)カナダ・ハリファクス市の木ではないのが残念だが、昨年より多い3万6000個の電球で輝きを増した。ファンタジーを楽しんで」とあいさつした。

 午後6時には会場全体のカウントダウンとともにメーンツリーが点灯。赤、緑、金色の華やかな光を放つツリーが現れると、花火が盛大に打ち上げられ、会場を埋めた市民や観光客から大きな歓声が上がった。その後、2日以降の点灯式で毎日披露される「ダンシングサンタ」が登場。サンタ衣装に身を包んだ男女がダンスを披露した。

 また、赤レンガ倉庫群の建物に張り巡らせた電飾も一斉に点灯。会場と「光のまち・函館」の輝きを増した。

 メーンツリーの点灯時間は、午後4時半―5時45分までと、点灯式後の午後6時―翌午前2時まで。ただし金、土曜日は翌朝7時までの点灯となる。

提供 - 函館新聞社



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