「函館夢BENTO」5日から販売へ
update 2003/12/1 11:08
函館短期大学付設調理師専門学校とハセガワストア、FMいるかは、地産地消とスローフードを融合させたコンビニ弁当「函館夢BENTO」を共同企画し、12月5日から19日まで、市内近郊の同ストア全15店で限定3000個を販売する。1個600円(税別)で、同専門学校の調理師科指導教員の吉田徹さんが監修。函館産の新品種米「渡育240号(ふっくりんこ)」や森町のSPFポークなどの道南産の食材を、プロのこだわりで全9種類の洋風メニューとし、「価格以上の満足のいく内容」に。昨年企画した弁当も好評で増産したことから、今年も好評を博しそうだ。
地域活性化を目的に昨年、同局と同ストアと共同で「ほしのゆめ弁当」を企画。予定の3000個を上回る5000個以上を販売した。リスナーや客からの評判を受け、今回は地元の有名シェフの監修の下で商品化をと、吉田さんにメニュー監修を依頼した。
昨年の和風から、今年は洋風に。メニューは森町のSPFポークのマルメロ(大野産)添え、鹿部産たらこと南茅部産昆布のスパゲティ、函館近海で捕れたイカのセート風、厚沢部町産メークインのサラダ・ブルーチーズ風味、噴火湾のホタテ貝のカレー、函館近海で揚がったチカのフライ黒こしょう風味、今が旬の大野町産ネギとエビのフライ、七飯町産ニンジンをふんだんに使用したクリームスープのほか、「ふっくりんこ」は白米とターメリック・ライスで彩りも鮮やかに。
このほど、カフェペルラで弁当を公開。「一つひとつのメニューに非常に手間ひま掛けています。手作りの良さを安い値段で味わってほしい」(吉田さん)、「普段とはまったく別の新しいタイプの弁当。前回がそうだったので、状況をみて増産を」(三橋信雄ハセガワデリカ工場長)、「地域活性の結晶として弁当を出せることは喜び。今後、形を変えても継続していきたい」(杉田圭夫局長)と話している。
問い合わせは同局23・3700。予約は購入日の2日前の正午まで、同ストア各店で受け付けている。(福士雅巳)
提供 - 函館新聞社
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