市のまちづくり3カ年計画まとまる
update 2003/12/1 11:06
函館市はこのほど、2004―06年度を計画期間とする「まちづくり3カ年計画」をまとめた。井上博司市長が新たな産業興しの柱と位置づける「函館国際水産・海洋都市構想」関係では、海洋や森林、河川などを総合的に研究する「北大北方生物圏フィールド科学センター」の設置促進に取り組む。新規事業として、高松地区市民菜園の整備や、市民体育館の運動機器整備などに着手する。
同計画は、第4次函館圏総合計画と市総合計画で示した施策を総合的、計画的に推進するため、実施計画として毎年ローリング方式で策定している。
今回の計画のうち、国際水産・海洋都市構想は産学官連携の一部として盛り込まれ、「北大北方生物圏フィールド科学センター」の設置促進などが、具体的な取り組みの柱となりそう。公立はこだて未来大学の共同研究センターは、来年度1年間で整備する方針。
04年度新規事業は、市立函館病院の無菌室整備や、次世代育成支援対策地域行動計画策定など。老朽化の進む市民体育館の運動機器整備、昨年度限りで閉園した高松町の市民菜園再整備など、市民生活の充実にかかわる事項も多い。
これら新規事業に加え、04年度を最終年度としている事業も少なくない。井上市長が目指すファミリーレクリエーション施設の整備検討や、市立障害児・者施設(ともえ学園、あおば学園、青柳学園)の複合整備検討に一定のめどをつけるほか、廃棄物処理施設設置等指導要綱の条例化検討も、来年度で終える方針。
また、函館駅前土地区画整理事業は04年度に完了。このほか市営住宅の建て替えや道路、緑地整備なども継続して取り組む。
提供 - 函館新聞社
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