江差尾山で「年輪を祝う会」
update 2003/12/1 11:04
【江差】江差町の田沢憩いの家で29日、尾山町内会(増永信勝会長)が主催する「3世代交流と年輪を祝う会」が開かれた。地域に住む子供からお年寄りまで、幅広い年齢層の住民約80人が一堂に会して、歌やゲームを楽しみながら、家族的なぬくもりの中で親ぼくを深めた。
江差署の桜井清交通課長が、地域の安全をテーマに講演。夕食に続いて、第29回江差追分全国大会優勝者の木村香澄さんが、江差追分やソーラン節などの歌声を披露。和気あいあいとした雰囲気の中で、手拍子を打ちながら木村さんの美声に酔いしれた。ひざの上に抱いた子供たちが、真剣に追分に聞き入っている表情に、お年寄りたちは「素質があるかもね」と目を細めた。
地域に住んでいる小・中学生は、からしが入ったお菓子を食べた人を当てる「ロシアンルーレット」のゲームを企画。顔を真っ赤にしながら、必死に辛さを我慢する子供やお父さんたちの表情が会場を沸かせていた。
ほおかむり姿で踊りを披露し会場を沸かせた増永会長も「この地域は世代間交流が町内でも特別に活発です。これからもこの町の『ぬくもり』を大切に伝えていきたいですね」と話していた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。