函館税関、1月から中国語研修

update 2003/11/30 13:38

 急増する中国語圏からの渡航者に対応するため、函館税関は来年1月から、職員の中国語研修を開始する。英語やロシア語の研修は拡充してきたが、中国語に取り組むのは初めて。函館空港や函館港で業務に当たる監視部の職員12人を対象とし、中国語で対応できる体制を目指す。

 同税関によると、観光都市・函館で「ホスピタリティー(もてなしの心)」の機運が高まってきたのがきっかけ。「片言の外国語を話すと、命令口調になりかねない。ちょっと言い回しを変えるだけでも、心証をよくできる」と研修を決めた。また、中国語を話せる職員が少ないことも理由の一つだという。

 具体的なカリキュラムはこれから策定するが、道教育大函館校の中国人講師を招き、週2回で計30時間程度の研修を検討している。「30時間で流ちょうに話せるわけではない。研修をきっかけに独学で向上してもらえれば」と話している。

 当面、研修を行うのは函館の職員だけだが、「ロシア語をすらすら話せる職員は各出張所に必ず1人はいる。中国語もそのような体制になるよう検討したい」としている。

提供 - 函館新聞社



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