北渡島任意合併協設置
update 2003/11/30 13:35
【八雲】市町村合併に向け協議を続けていた森、砂原、八雲、長万部4町と桧山管内今金町は29日、北渡島任意合併協議会を設立した。会長には山内尊洲八雲町長を選出した。ただ、合併の期日をめぐり、加盟5町の思惑は一致しておらず、大きな課題を抱えての船出となった。
この日、北渡島合併問題検討会(座長・湊美喜夫森町長)の第6回会合が八雲町内のホテルで開かれ、各町長が任意の合併協議会設置で合意し、同検討会を解散。引き続き、各町町議らを交え、任意協の設立準備会を開いた。
準備会では具体的な合併の期日の扱いが争点となった。合併特例法の期限内(2005年3月まで)に新市を立ち上げ、05年度当初から、新体制に移りたいとする森、砂原両町に対し、残る3町は期限内には議会議決と知事の承認を受け、05年度中に新市へ移行とする立場を取り、話し合いは難航。一時、森、砂原両町が脱退の意向を示す場面もあった。
こうした議論も踏まえ、合併期日の扱いについては、任意協の中でさらに協議していくこととし、判断を先送りし、任意協の設置でまとまった。
提供 - 函館新聞社
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