天津から市民訪問団が来函へ
update 2003/11/27 11:47
函館市の井上博司市長は26日の定例記者会見で、来年2月ごろ中国・天津市の市民ら約120人がチャーター便で来函する予定であることを明らかにし、「天津市からこれだけの人数の方がチャーター便で北海道に来るのは初めてで、大いに歓迎したい」と述べた。
井上市長によると、今月10―14日に石井直樹収入役ら7人が定期航空路開設要請のため天津、北京両市を訪問。天津市側は、来年の建設600周年の節目を記念し、行政・経済界を中心に一般市民ら120―130人がチャーター便で函館を訪れることを伝えたという。
井上市長は「定期航空路開設にはまだまだ時間はかかるだろうが、大変なことと受け止めている」と述べた。
また、井上市長ら訪問団(団員10人)が今月18―22日、台湾と韓国で実施した観光客誘致活動の内容を説明。新型肺炎(SARS)以降、日本からの台湾旅行者が例年より60%減と低迷しており、函館からの訪台も求められ、「現地で経済界の団員と相談し、来年、100人程度の規模で函館からチャーター便を出す方向付けをしてきた」と述べた。(吉良 敦)
提供 - 函館新聞社
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