新規求人、3ヶ月ぶり減少

update 2003/11/27 11:47

 函館公共職業安定所は26日、10月の道南雇用情勢を発表した。求職者1人に対する求人数を示す有効求人倍率は前年同月と同倍率の0・48倍で、6カ月間続いた前年割れから回復。だが、新規求人数が3カ月ぶりに減少に転じるなど、マイナス要因は多く、同職安は「依然厳しい雇用環境」としている。

 月間有効求職者数が1万61人(同1・6%減)、月間有効求人数が4782人(同1・9%減)でともに前年を下回った。また、新規求人数が1987人(同2・6%減)、新規求職者数が2624人(同3%減)でともに前年同月比でマイナスとなったが、新規求人倍率は0・76倍で、同0・01ポイント上昇した。

 新規求人を産業別でみると、サービス業が、老人福祉施設の新設などで好調となり、前年同月比18・4%増。卸売・小売業、飲食店も同0・7%増と前年を上回ったが、その他は不調で、建設業が同25・1%減、製造業が同33・1%減、運輸・通信業が同9・2%減だった。

 新規求人に占める常用パート求人の割合は31・4%で、同3ポイント低下。求職前の状況では事業主都合離職者が同13・4%減となり、自己都合離職者も同9%減となった。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです