函館子ども歌舞伎、全国へ

update 2003/11/25 12:33

 国内屈指の実力とされる、函館子ども歌舞伎(市川団四郎主宰)が、来年1月、東京で開かれる「全国ふるさと歌舞伎フェスティバル」(文化庁など主催)に出演することが決まった。出場団体は函館子ども歌舞伎を含め8団体で、全国に約180あるといわれる地歌舞伎、地芝居団体の中から選ばれた。メンバーは「今までで一番いい演技をしたい」と張り切っており、練習にも力が入っている。

 同フェスティバルは来年1月23日に、東京・渋谷のNHKホールで文化庁と同実行委が主催して開催。昼の部と夜の部に分かれており、4団体ずつ出演する。函館子ども歌舞伎は昼の部の3番目に出演し、「恋飛脚大和往来『封印切』」を披露する。

 函館子ども歌舞伎は今年5月、石川県小松市で開かれた「第5回・全国子供歌舞伎フェスティバルin小松」に出演。レベルの高さを見せつけ、関係者から「子ども歌舞伎としては日本一」などと高い評価を受けた。

 今回も、このときと同じ得意の演目で勝負。1時間弱の物語だが、フェスティバルでは制限時間に合わせて40分に短縮する。練習の中心は、短縮した部分の確認に使われており、演技上の不安は「まったくない」と市川さん。「見せるべきところはしっかりと見せられる。(レベルの高さに)皆さん、びっくりするのではないか」と自信をのぞかせている。

 フェスティバルは入場無料。往復はがきで「〒160―8555東京都新宿区舟町7―6―704『全国ふるさと歌舞伎フェスティバル』事務局」に申し込む。応募者多数の場合は抽選。申し込み締め切りは来年1月5日(必着)。問い合わせはNTTハローダイヤルTEL03・5777・8600。(後藤泰良)

提供 - 函館新聞社



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