差し替えレッカー移動された車を警察から盗んだ男2人逮捕
update 2003/11/24 22:32
函館中央署は23日、函館市亀田港町21、会社員、木村生一容疑者(21)と札幌市清田区真栄5条3、アルバイト、北瀬誠二容疑者(26)を盗みの疑いで緊急逮捕した。
調べでは、2人は共謀して同日午前1時55分ごろ、函館市五稜郭町15の同署の違法駐車車両の屋外保管場所から、レッカー移動された北瀬容疑者使用の乗用車(時価100万円相当)を盗み出した疑い。
盗まれた車は22日午後9時35分ごろ、函館市本町の路上から同署が違法駐車としてレッカー移動し、保管していた。鉄のポールに鎖を渡して鍵を付けるなどして保管していたが、鎖のたるみを利用して無理やり鎖の上を車で乗り越え、ポールを引き倒すなどして盗んだとみられる。
同署によると、ポールが壊される音を聞きつけた同署員が現場に駆けつけたときには既に車は盗まれており、市内全域に緊急配備を敷くなどして車両を捜索。23日午前3時40分ごろ、同市梁川町14の路上で、盗まれた車に乗っていた北瀬容疑者と近くにいた木村容疑者を署員らが発見、2人とも容疑を認めた。
2人は友人同士で、この日も同市本町で飲食を共にするなどしていたという。
同署の調べに対し2人は「レッカー移動されたことに腹が立った」などと話しているという。
同署では今後、保管する車に「車止め」をするなどの対策強化をすることにしている。(後藤)
提供 - 函館新聞社
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