お歳暮売り場ぞくぞく

update 2003/11/24 01:37

　函館市内のデパートや大型スーパーマーケットでは、続々とお歳暮コーナーが設けられている。各店によると、「食料品」が圧倒的な人気を集め、１件当たりの平均価格は年々減少傾向で、３５００円前後。客足のピークは１２月のボーナスが出た後の最初の日曜とみられ、各店は、１１月中の申し込みに適用する「早期割引」の特典を設けるなどし、売り上げアップを図っている。

　お歳暮コーナーは、「売れる時期を分散させよう」と、今月２日に設けたテーオーデパートを除き、多くが１９日か２０日に開設した。

　例年１２月のボーナス後に来店者は集中するが、１１月中に注文すると割引になるサービスも用意されている。棒二森屋は「２２日からの連休から込み合う。疲れた人のためにいすを設置する」と話す。割引率は店や商品により異なるが、定価の５―３０％引きが一般的だ。

　来店する世代は、「今ごろは５０代を中心とした中高年の固定客が多く、１２月のピーク時にはそれより若い年代も多くなる」（長崎屋函館店）。１人当たり注文数は、１００件以上になる企業や家庭もあるが、「平均して５件前後」とイトーヨーカドー函館店。

　商品別には、食料品が圧倒的に多く、「食品だけで９５％以上を占める」（棒二森屋）ところも。北海道や函館など、地元の海産物が人気で、「もらって喜ばれ、無駄にならないものを、相手のし好に合わせて吟味している」（テーオーデパート）。ダイエー上磯店では「カタログを送り、受け取り側で商品を選べる『選べるギフト』も定着してきた」という。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる　　 ニュースをもっと読む

ご注意：
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。