3連休初日、大雪でスタート
update 2003/11/24 01:34
3連休初日の22日、道南地方は今年初のまとまった雪と強風に見舞われ、行楽にはあいにくのスタートとなった。函館市西部地区の観光地では、寒さをこらえて1枚だけ記念撮影をし、足早に建物に駆け込む観光客らの姿が多く見られた。
函館海洋気象台によると、この日の函館は、前日からの雨が午前4時半ごろからみぞれに変わり、同5時20分から雪となった。雪は夕方近くに強まり、午後6時から同7時までの1時間の積雪は2センチ。気温も下がり、同8時10分には氷点下1.5度を記録した。西南西の風も吹き荒れ、午前6時41分には最大瞬間風速毎秒27.7メートルを観測した。
雪の影響で同日早朝には大野町で死亡事故が起きるなど交通事故が相次いだ。市内ガソリンスタンドでは、タイヤ交換の行列ができたほか、金森倉庫群前などの観光地では、寒さに震え、建物から建物に急ぐ人の姿が目立った。
同気象台によると、この雪は23日の昼ごろまで続き、渡島・檜山管内では、同日朝までに積雪が5センチを超える所も出る見込み。午後からは回復に向かうという。(後藤泰良)
提供 - 函館新聞社
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