年末は熱い集客合戦
update 2003/11/19 11:18
クリスマスや年末を控え、函館市内の各商店街では12月から、豪華な賞品が当たる福引や大売り出しの実施、華やかなイルミネーションの設置など、あの手この手で集客合戦を展開する。福引は、現金や商品券、旅行などの豪華商品を用意する所や、みんなに「平等」を期す商店街もあり、寒さが増す時期に熱い商戦を繰り広げる。
◆中島町商店街振興組合(中島廉売)
12月6―13日の期間中、参加店で買い上げごとにスタンプを押し、3店分集まると抽選に参加できる「歳末感謝スタンプラリー」を実施する。異なる3店分のスタンプを集めると、1回くじが引ける。購入金額にかかわらず押印し、用紙がなくなり次第終了となる。二本柳秀樹会長は「空くじがないので、普段は中島廉売を利用しない人も、この機会にぜひ来てください」とPR。
◆函館都心商店街振興組合(大門)
12月1日から同商店街の電車通りなどに「大門歳末大売り出し」の垂れ幕を設置。花壇とはこだてグリーンプラザのオンコ(イチイ)の木をイルミネーションで飾る。12月5―14日は「大門商店街歳末福引大売出し」を行う。3000円買い上げごとに1回のチャンスで、特賞・現金10万円、サンリオ賞・サンリオ・ファミリーミュージカル・ペアチケットなど、高額賞品が特徴だ。
◆日花商盛会(日吉町と花園町)
「たくさん買っても当たらない人がいるので、平等に」と“買った分だけもらえる”を売り物に、12月16日から21日まで、3000円ごとに粗品と交換。ラップ、食器洗い洗剤、しょうゆ、みそ、卵など、台所用品が主で、「数に限りがあるものは先着順」。「好きなものを持って行って」と呼び掛けている。
◆湯川商店街振興組合
「できるだけ多くの人に還元したい」と、当たる確率を高くした福引を12月19―28日に行う。3本に1本は当たりで、商店街で使用できる商品券や食料品、雑貨などをプレゼント。また、はこだて湯の川温泉観光協会と協力し、湯の川周辺のイルミネーションも予定している。
◆協同組合十字街商盛会
12月6―24日に歳末謝恩福引き大売り出しを実施。アクロス十字街内に設けた抽選所で、2000円ごとに1回の抽選ができる。現金5万円、1000円札のつかみ取りなどが当たる。
◆函館朝市協同組合連合会
12月上旬から同24日までの予定で、2000円ごとにスクラッチカードを発行。当たりが出ると、福引が出来る。賞品は、現金1000円、100円、10円のつかみ取りをし、同額を会員店で使用できる商品券の形で進呈。JR賞として、東京ディズニーランド1泊2日の旅行も当たる。
◆五稜郭商店街振興組合(本町)
来年2月末までイルミネーションを設置。12月1日から来年1月10日まで、初めての試みとして、タクシーワンメータープレゼントを実施。参加する約50店から買い上げの人に530円分のタクシーチケットをプレゼントする。「プレゼントの条件は参加店により異なるので、詳しくは店頭のポスターを見て」と同組合は話している。(小泉まや)
提供 - 函館新聞社
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