三和の不法投棄、措置命令場所以外でも
update 2003/11/18 12:16
三和廃棄物処理産業の不法投棄事件で、函館市は17日、地域住民からの「措置命令場所以外にも廃棄物が埋まっている」との指摘を受け、住民立ち会いのもとで措置命令場所以外の地点を掘り返して、再調査を行った。その結果、がれき類が埋め立てられていた痕跡を確認した。不法投棄が広がっていたことが分かり、来年3月までとしている原状回復作業がさらに延びる可能性が出てきた。
市は住民からの指摘を受け、今月12日に措置命令場所以外の13地点を単独で掘り返し、うち6地点でがれき類が埋まっていることを確認。
17日は住民約10人の立ち会いのもと、13地点とは別の4地点を掘り返し、うち3地点でがれき類が埋まっている事実を双方で確認した。
市環境部は「措置命令の場所以外も原状回復してもらうのが基本。今後の対応は早急に答えを出したい」と話している。
市は昨年6月、東山町173で措置命令を出し、期限を来年3月までに延長している。
提供 - 函館新聞社
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