ブラックバス放流防止事業繰り上げ終了に

update 2003/11/17 10:48

 渡島支庁は16日までに、本年度の支庁独自事業(地域政策推進事業)について、事業評価の結果をまとめた。対象7事業のうち、「ブラックバス等放流防止啓発事業」は関係機関に引き継ぎ、2004年度までの計画を繰り上げて本年度で終了。渡島管内の縄文遺跡を活用した地域づくりを推進する「“探訪”遺跡の郷(さと)づくり推進事業」など3事業は計画通り、本年度で終える。

 民間人で構成する「渡島支庁地域政策推進事業評価会議」が、事業の効果、必要性、コスト、休廃止の影響、民間や市町村との役割分担などを視点に評価。同会議の判断を踏まえ、支庁長と各部長が、来年度以降の事業の方向性を打ち出した。

 「ブラックバス等放流防止啓発事業」は、所期の目的を達し、休廃止を検討することができると判断。関係者の自助努力で引き続き啓発活動を展開させる。

 「“探訪”遺跡の郷づくり推進事業」は先導的役割として一定の評価が上がったと査定。都市と農村の交流を推進する「渡島農業・農村活性化事業」は、事業効果が顕著に現れていると評価した。いずれも事業期間満了に伴い、終了する。

 渡島西部の観光ルートを策定する「おしま観光再発見事業」と、森林のバリアフリー化を検討する「森林(もり)のバリアフリーモデル事業」は休廃止することができないとし継続。「渡島半島ヒグマ対策推進事業」は来年度も引き続き実施するが、本庁事業との統合を含め検討するとしている。

提供 - 函館新聞社



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