犬舎作りに支援呼び掛け
update 2003/11/14 10:55
野犬抑留所から犬猫を引き取り、保護する活動などをしている函館ワン・ニャンレスキューが冬を前に、犬舎を作ろうと、資金集めに奔走している。同団体では、約330平方メートルの土地に囲いを設け、行き場のない犬8匹を飼っているが、老犬もいることから寒さを心配。賛助会員を募り、支援を呼び掛けている。
同会は昨年8月に設立。完全なボランティア団体として、寄付金とフリーマーケットの売り上げで運営している。今年11月13日までに保護して引き取り手をみつけた犬猫は154匹を数える。
見積もりでは、犬舎設立には最低80万円が必要で、窓などを付けると、150万円ほど掛かってしまう。同団体の手元に残っている寄付金は約40万円あるが、途切れなく保護している犬猫のえさ代や避妊治療などで「月10万円は必要」(同団体)。春までの活動資金にしかならず、現状では犬舎の設立は難しい。
「何か手伝いたいが、時間がないというような人は、ぜひ、賛助会員として運営を支えてほしい。そして、なんとか犬舎を」と同団体。賛助会員は年間、1口3000円で、一カ月あたり250円。会員になると、年4回発行の会報誌がもらえる。会報誌に掲載する広告も募集しており、縦6センチ横16センチで年間5000円。
このほか、フリーマーケットで販売できるような不用品、犬猫に使うタオル類や毛布、古新聞などの善意を募集。フリーマーケットの手伝いや、仔犬の世話、冬期間の犬の預かりも歓迎。募金は、「函館市亀田農協本通支店普通預金0715365(口座名)函館ワンニャンレスキュー」まで。問い合わせは同団体TEL090・6997・6744。(後藤泰良)
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。