“奥岬さんの卵”が人気

update 2003/11/12 11:15

　函館市神山町の養鶏業者が生産している卵が郵便局の「ふるさと小包」で販売され、人気となっている。１０月上旬の販売から１カ月で１００セット以上の注文が入り、取扱局の神山郵便局（米本利行局長）では「これからの時期、お歳暮としてさらに注文が増えるのでは」と、地元“神山名物”に期待している。

　卵を生産しているのは、神山３の奥岬覚さん（２６）。今年３月から、独学で勉強して養鶏業を始めた。飼料に南茅部産のコンブや無農薬野菜を使うなど、徹底的に品質にこだわっており、「味がいい」と評判。元気が出る「健康たまご」として売り出され、数多くのファンを獲得している。

　同局で１０月６日からふるさと小包での販売を始めたところ、１１月６日までに１２５セットの受注があり、「連日、注文が入っている」と同局。タイミングによっては発送まで１０日待ちとなっており、早めの申し込みを呼び掛けている。

　ふるさと小包での販売価格は送料、消費税込みで、全国一律４０個入り小玉２６００円、大玉３０００円。販売期間は来年３月２６日まで。問い合わせは同局TEL３１・０３３８、ファックス３１・０６６８。（後藤泰良）

提供 - 函館新聞社

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