金田氏会見
update 2003/11/11 10:22
衆院選道8区で4選を果たした民主党の金田誠一氏は10日、函館市松風町の選挙事務所で記者会見し、「中小企業と農林漁業が成り立つような仕組みをつくりたい」と抱負を述べた。記者会見での一問一答は次の通り。
――在任中にこれだけは実現させたいことは。
民主党のマニフェスト(政権公約)の中でさまざまな問題を提案した。その中の柱に絞って訴えた。第1には中小企業、農林漁業が成り立つ仕組みをつくりたい。
――自民党の中には、金田氏の当選で新幹線実現が不透明になったという声があるが、予算化に向けて具体的にどう進めるか。
つい何年か前まではここにも与党の国会議員がいたが、予算の道筋をつけられない状態で推移している。ひと昔前までは政治路線みたいなことがあったと思うが、厳しい財政事情の中では、政治的に、さじ加減でどうこうということはない。新幹線が当たり前のことだとの理解を国会内で勝ち取っていく。
――保守系2候補の総得票が上回る結果となったが、今後確固たる地盤をどのように築くか。
民主党のマニフェストが基準になると思う。地域課題とマニフェストを結びつけ、一歩でも二歩でも実現に近づけていく。具体的な成果を有権者の皆さんに示せれば、支持が拡大すると思う。
――比例区から小選挙区に移ったが。
1人の国会議員という重みをつくづくかみしめている。今まで鉢呂(吉雄)さんに甘えてきたが、わたしが荷物を全部背負う立場になった。これまでも地域課題に頑張ってきたつもりだが、これからは目に見える形でお応えしたい。
提供 - 函館新聞社
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