函館市の投票率、全道最下位
update 2003/11/11 10:22
9日投開票の衆院選道8区(小選挙区)で、函館市の投票率は57・48%にとどまり、再び全道市町村ワーストを記録した。市電内での投票呼び掛け放送を今回初めて行うなど、投票率向上を図ってきた市選管は「どうすれば投票率アップにつながるのか教えてほしいぐらい」と苦りきっている。
同市の投票率は、衆院選では1993年7月の第40回から4回連続で全道ワースト。参院選を含めた国政選挙では7回連続で最下位をひた走る。
全道34市中の最高は歌志内の71%で、13ポイントも離された。ワースト2位は帯広の58・37%で、差は0・89ポイント。このほか釧路59%、札幌59・07%、旭川・根室59・78%などで低く、大都市部では軒並み60%を割り込んだ。
渡島・桧山管内27市町村のうち投票率が最高だったのは瀬棚町の79・95%で、ベスト5はすべて桧山管内。桧山の平均は71・87%で、14支庁中7位。渡島管内の最高は長万部の74・43%。町村の平均は64・51%で、14支庁中(町村のみ)ワーストだった。(吉良 敦)
提供 - 函館新聞社
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