無効票、前回より２３％減る

update 2003/11/11 10:21

　９日投開票の衆院選道８区（小選挙区）で、候補以外の人名を記載するなどした「無効票」は、前回（２０００年６月）より１６１５票（２３・９％）減の５１５１票だった。市町村各選管によると、記載欄には「はちろ」「小泉」のほか、一般住民の名前などがあったという。

　有効投票数に占める無効票の割合が多かったのは〈1〉熊石町（３・７２％）〈2〉椴法華村（３・６９％）〈3〉奥尻町（３・４％）〈4〉厚沢部町（３・１％）〈5〉恵山町（２・９８％）―の順。熊石町選管によると、無効票のうち最多は「該当者なし」などの雑事記載が３３票、候補以外の人名記載などが９票など。「実在する町民名が書かれた票も数枚あった」という。

　椴法華村では、首相名とみられる「小泉」が３票。８区から道４区（後志管内、札幌市手稲区）に国替えし、当選した鉢呂吉雄氏（民主）が拠点としていた今金町では、「『はちろ』の票が数枚あった」（選管）。佐藤孝行氏（元衆院議員）の出身地北檜山町では、鈴木宗男氏（前衆院議員）、鉢呂氏らの名前が見られたという。（吉良　敦）

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる　　 ニュースをもっと読む

ご注意：
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。