じゃらんが函館営業所開設

update 2003/11/11 10:20

　旅行情報誌「じゃらん北海道発」を出版する、リクルート北海道じゃらん（平尾勇司社長）は１０日、函館市若松町６の７、三井生命函館若松町ビル７階に函館営業所（笠井美香所長）を開所した。道内初の営業所開設で、観光地として人気の高い函館・道南の情報充実が狙い。ＦＭいるかとタイアップし、２９日には開設記念特番をカフェ・ペルラから公開生放送する。

　同誌は１９９４年９月創刊の月刊誌。道内の観光やレジャー、グルメ情報などを掲載しており、同社によると発行部数は１７万部。

　営業所は、同社の人気調査でも４年連続１位と道内屈指の観光地・函館で、地元に根ざした情報を発信していこうと開設。スタッフ計４人が常駐し、函館を含む渡島・桧山両管内で、取材や営業活動を行う。また開所に合わせ、今月２０日発売号から３カ月連続で、函館特集を展開する。

　１０日午後４時半から行われた開所式には、札幌からのスタッフも合わせて約２０人が参加。「函館の観光を目いっぱい盛り上げていこう」（三浦重道専務）「良い営業所として、全道展開のきっかけとなれば」（石川信博営業統括部長）とあいさつし、乾杯とともにくす玉が割られた。同局も生放送で様子を中継した。

　笠井所長は「函館以外にも、道南には江差や松前、大沼と魅力がたくさん。もっと函館の穴場を紹介し、地元の方が楽しめる情報誌を目指したい」と話している。

　また同局でも、２４―２８日の午後２時１５分から、同営業所スタッフが日替わりで出演するほか、開所記念特番として、２９日正午から５時間、開設公開特番を放送する。（福士雅巳）

提供 - 函館新聞社

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