衆院選きょう投票
update 2003/11/9 10:28
21世紀最初の衆院選は9日、有権者の審判が下る。道8区では、佐藤健治氏(46)=自民新、前田一男氏(37)=無所属新、金田誠一氏(56)=民主前、伏木田政義氏(56)=共産新=の4氏(届け出順)が、選挙戦最終日の8日午後8時まで有権者に支持を訴え、12日間の選挙戦を終えた。道8区の当落は、10日午前零時までには判明する見通し。
道8区は、10月14日に告示が予定されていた補欠選挙が、衆院解散で総選挙に切り替わった。4氏は補選に向けて精力的に支援拡大を呼び掛けていただけに、ほぼ万全の状態で同28日の公示を迎えた。
今衆院選は、各党が政権公約(マニフェスト)を掲げ、政権選択を問う戦略を展開。
父孝行氏(元衆院議員)の地盤を引き継いだ佐藤氏は「自民党公認」を前面に打ち出し、小泉改革路線を支持する姿勢を示しながら「与党代議士」の誕生を訴えた。
無所属のハンディを負う前田氏は、自民党森派とのパイプを強調し、若さ、しがらみのなさをアピールしながら「保守の新風」への支援を求めた。
比例道ブロックからのくら替えとなった金田氏は、道4区(後志管内、札幌市手稲区)に国替えの鉢呂吉雄氏(民主元)の地盤を引き継ぎ、「政権交代」を訴え続けた。
伏木田氏は小泉内閣の改革路線を徹底的に批判して野党色を強め、「暮らしを守る」をメーンテーマに独自の戦いを展開した。
投票は午前7時から各市町村で行われ、道南では13町村で投票締め切り時間を1―4時間繰り上げる。開票は早いところで午後8時から。函館市は同9時15分からで、10日午前零時半ごろに結果は判明する予定。道8区(小選挙区)の当落は同零時までには決まる見通し。比例代表は同3時近くになる見込み。
函館海洋気象台によると、9日の渡島地方の天気は「晴れ時々曇り」。予想最高気温は8日より2度ほど上がって10度。檜山は一時、雨か雪が降る恐れもあるが、8日よりは暖かくなる見込み。(衆院選取材班)
提供 - 函館新聞社
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