冬物・防寒商戦“熱く”展開

update 2003/11/9 10:27

 11月も中旬を迎え、函館では最低気温が5度を下回るなど、冬の足音が聞こえてきた。市内のデパートや大型店ではコートやマフラー、手袋などの冬物・防寒商品が並び、熱い商戦を展開している。年齢、ライフスタイルにより求めるものはさまざまだが、今年は全体やアクセントに、毛皮(ファー)を使った商品に注目が集まっている。

 コートは「60年代ファッションの再来で、若者の間ではツイードが圧倒的な人気」(棒二森屋)。しかし本格的な冬を迎えると、保温性の高いダウンやウールを買い求める人が多くなる。また、今年からムートンを使用した商品も出ている。ただ、本物だと17万円からと高価なため、人工で3万円程度の品も置かれている。

 丈は「車に乗る機会の多い函館の人はショート丈を求める傾向にあるが、外を歩く機会が多い人は逆にロングを好む」(テーオーデパート)。色は「今の時期は白がよく出ているが、今月末からは黒や茶などのベーシックな商品が変わらない人気」(丸井今井函館店)という。

 マフラーも昨年に引き続き、ウサギやキツネなどの毛の使用率が高い。昨年は全体が毛皮で作られ、豪華さを売りにしていたが、毛糸に毛皮を組み合わせてアクセントにした商品が人気だ。「結婚式やちょっとしたパーティーにも持て、おしゃれにできる」(棒二森屋)。長さは「ロング丈も落ち着き、普通の長さに戻った」という。

 手袋は「今はジャージ、ニット生地の商品がよく出ているが、雪が降り始める頃には、保温性の高い革製が変わらず人気」(テーオーデパート)。

提供 - 函館新聞社



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