本町市場ギャラリーに正月飾りずらり
update 2003/11/7 09:44
羽子板作りなどに使われる綿を布に包んでくみ上げる技法「押し絵」を使った作品の展示会が、本町市場内「小さなギャラリー」で開かれている。いずれも、正月飾りを意識した力作ぞろいで、買い物客らの目を楽しませている。
出品者は、大野町本町187の主婦、森井みちよさん(51)。母の赤井千代さん(91)が押し絵の指導者だったことから、幼少のころより押し絵に親しんでいた。現在は自身が生徒を持ち、自宅で教えている。
展示作品は約30点。正月飾り160個をかごに配したディスプレイ用の大型作品や、伝統的な羽子板、ちりめん細工の「おせち料理」など、華やかで、温かみのある作品が並ぶ。最大長17センチほどの「ミニ羽子板」は、糸を引っ張ると、付いているモチーフの手足が動くなど、新しい試みも随所に。
森井さんは「洋風の家にも合う作品が多いと思う。若い人にもぜひ見てもらいたい」と来場を呼び掛けている。15日まで。(後藤泰良)
提供 - 函館新聞社
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