ロボット・トライアスロンで未来大が総合2位
update 2003/11/3 14:04
公立はこだて未来大学の学生が、このほど室蘭市で開かれた「第3回ロボット・トライアスロン」で総合2位に入るなど活躍した。さまざまなハンディを跳ね返し、予想以上の好成績を収めたメンバーは、来年以降のさらなる上位進出を目指して気持ちを新たにしている。
道内7大学・大学院から27チームが参加。未来大は6人が3チームに分かれて4台のロボットをエントリーした。自律型ロボットが障害物を避けるスラローム、ライン上を走行するライントレース、風船割りの3種目合計タイムと、ロボットのデザインやアイデアなどを得点に換算して競った。
未来大チームはアーキテクチャ科の齊藤典秀さんと荒井悟さん(ともに2年)の製作したロボットが、ライントレースで1位を獲得して総合でも2位となったほか、砂山享祐さん、柴田真史さん(同)のチームも2台エントリーしたうちの1台が総合9位とトップテン入り。上田渉太さん、川端宇時さん(ともに1年)の製作したロボットも完走した。
同大を除く参加チームは大学院生や大学3、4年生ばかり。持っている知識の差や少ない製作日数の状況で、学生たちは徹夜でロボット走行速度やセンサーの取り付け位置など改良を重ね、好成績に結びつけた。
学生たちを指導した三上貞芳教授も「思ってもみなかったが、興味をもって取り組んでくれた」と評価した。今回の成績で、メンバーは来年以降に自信を深めた様子。砂山さんは「今回はロボットの見た目に凝ることができなかったので、その部分とプログラムをさらに詰めていきたい」と話している。(小豆畑 栄)
提供 - 函館新聞社
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