シーズネット函館支部設立

update 2003/11/2 10:45

　ＮＰＯ（民間非営利団体）法人シーズネット函館支部の設立総会と記念フォーラムが１日午後、函館市若松町の函館北洋ビルで開かれた。函館支部が正式に誕生し、老後の生活や市民活動をテーマに講演やシンポジウムが開かれた。

　シーズネットは、中高年の仲間づくりなどを目的に一昨年、札幌で発足。現在、全道に約８００人の会員がおり、支部発足は４カ所目。

　フォーラムには、約７０人が参加。最初に函館出身の作家、森本貞子さんが「豊かな高齢社会と市民活動の必要性」と題して講演した。

　続いて、「市民同士の結びつきと市民活動」をテーマにシンポジウムが展開され、シーズネット理事長の岩見太市さん、函館市社会福祉協議会地域福祉部長の市居秀敏さんらが意見交流。現状や活動などを紹介しながら、地域が結び付く必要性、高齢社会での生き方などを語り合った。

　設立総会では、設立準備会の能川邦夫代表が「会員それぞれが自分の進む道を考え、培っていく場になれば」とあいさつ。規約を決め、役員を選出。来年３月に定期総会を開くまでの暫定役員として、会長に能川さん、副会長に石井昭夫さんを選んだ。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる　　 ニュースをもっと読む

ご注意：
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。