市民文化祭が開幕

update 2003/11/2 10:41

　函館市民文化祭（市文化団体協議会、市文化・スポーツ振興財団、市教委主催）が１日、函館市芸術ホールなどを会場に開幕した。５日までの期間中、さまざまな芸術・文化作品の展示、茶席や演奏、ステージ発表などが展開される予定で、初日から多くの来場者でにぎわいを見せている。

　毎年「文化の日」合わせて開かれる恒例行事。同ホールギャラリーで開催の展示部門「清秋・函館市文団協芸術展」には、市文団協に加盟する１７団体が参加。生け花、絵画、書、写真、石、陶芸など、さまざまな分野の作品約１５０点が一堂に並べられ、多彩な魅力で楽しませている。

　同ホールリハーサル室では、「ぶんだん秋の庵」と題して茶席を開設。初日と２日目は、函館煎茶道連盟東阿部流が担当し、来場者に茶を振る舞った。会場内では、茶と音楽の調和を目指して楽器の生演奏があり、１日はフルートの音色が響き渡った。

　一方、函館市民会館展示室では「函館アート・フェスティバル」がスタート。出展者は、市内の学生や社会人ら６０人。油絵、デザイン、写真、陶芸、手作り絵本、映像など、ジャンルは多岐にわたり、個性に富んだ作品が５日まで並べられている。２日午後１時半からは、同館小ホールでバンドやアカペラ、ダンス、落語などのパフォーマンス発表もある。

　このほか、３日午後６時からは芸術ホールで舞台部門「華麗・錦秋の夕べ」を開催。２日午後６時と３日午後３時からは、市民会館大ホールで「ダンス・ダンス・ダンス２００３」が開かれる。

提供 - 函館新聞社

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